ダナンからフエまで100キロ。でも電車で4時間もかかりました

私はベトナム旅行でダナンからフエまで初めて電車に乗りました。距離としては100キロほどです。でも時刻表をみると所用時間は3時間以上かかるようです。そして「平均時速30キロということはないだろう。何かの間違いでは?」と軽く考えていました。しかし実際にフエに到着してみると出発から4時間近くが経過していました。

途中、電車はスピードを上げたり、スピードを落としたり何故か安定して走りません。途中景色が良いポイントがいくつかあり、その辺りでゆっくりと走ってくれたのはありがたかったのですが、なんともノンビリとした列車旅となりました。一度は完全に停車して、警笛が何度も鳴りました。他の乗客と一緒に窓から前方を覗くと、数頭の牛が線路上に居座っています。こうなると牛が退いてくれるまで待つしかないようです。周りの人も「仕方がないね」という様子で苦笑いをしながら席へと戻っていきました。まったく日本では経験できない光景で、日本でなら文句の一つも出そうな場面ですが、珍しい体験ができたと楽しく感じている自分に気付きました。

フエに着いて駅前広場に出ると、タクシーの大群が待ち構えていました。電車は2、3時間に1本しか到着しないので、タクシーの運転手達はお客の取り合いに必死です。長時間の電車移動の疲れと、タクシー運転手の熱に圧されて、私は駅構内の待合スペースで少し休憩を取りました。そして一息ついてホテルに向かうためにタクシーを拾おうと広場に出て驚きました。10分前まで数10台いたタクシー達がまったく消えていたのです。おそらくタクシーが必要なお客はもうおらず、次の電車が来るまで数時間あるので、それまではお客がいないと判断したのでしょう。

そんな中、私はしばらく広場でタクシーが通るのを待ちましたが全くタクシーは通りません。見るからにタクシーが必要そうな大きなスーツケースを持った旅行者なのに!そばの売店の人にどこでタクシーを捕まえれば良いか尋ねましたが、この付近で流しのタクシーはなかなか捕まらないようです。「とりあえず大通りに行け」という指示に従って大通りまで歩きタクシーが通りかかるのを待ちます。夕方5時近くになり、周りがだんだんと暗くなってきました。暗くてタクシーを探すのが難しくなってきた頃、ようやく1台のタクシーを捕まえることができました。とりあえず運転手にメーターを使うかどうか確認してホテルに向かうようにお願いしました。日本なら何でもない普通の行動ですが、ベトナムではちょっとした冒険のようです。めっちゃぜいたくフルーツ青汁 楽天